第2級陸上特殊無線技士 取得!
この度、国家資格である第2級陸上特殊無線技士の資格を取得してきました。
きっかけは、FBのドローン関連ニュースに出ていたこれ。
http://www.tele.soumu.go.jp/j/sys/others/drone/index.htm
こちらにある通り、
ロボットを利用する際には、その操縦や、画像伝送のために、電波を発射する無線設備が広く利用されています。これらの無線設備を日本国内で使用する場合は、電波法令に基づき、無線局の免許を受ける必要があります。ただし、他の無線通信に妨害を与えないように、周波数や一定の無線設備の技術基準に適合する小電力の無線局等は免許を受ける必要はありません。
と言うことで。
以下も一部引用になりますが、
昨年8月に、総務省はこれから増えるであろうドローン用途のため、一般業務用(ホビー用途を除く。)の無人移動体画像伝送システム用途として、高画質で長距離な映像伝送を可能とする2.4GHz帯及び5.7GHz帯等の周波数を新たに確保、制度化しました。
今後は業務で長距離の映像伝送のためにこの「新たに確保・制度化された周波数」を使うドローンを飛ばすには、第3級陸上特殊無線技士以上の資格を求められるであろうと思いまして、今のうちに取ってしまおうと思いました。
無線局の免許??
ご存じない方も多いのではないかと思いますが陸上特殊無線技士の免許を取ったからといって「無線局」にはなりません。
混同しがちですが、「無線局の免許」と、「無線従事者の免許」は別の物です。
僕が今回取得したのは「無線従事者の免許」です。
無線局の免許とは、無線設備(機材)と、それを操作する無線従事者の資格(免許)を持つものがいて、その上で総務大臣または総合通信局長に無線局開局の申請をして許可を受けて、初めて「無線局」の免許が受けられます。
そして、こう書くと、飛ばすのに免許いるの?て思ってしまいそうですが、現状は免許要りません。
今後、前述した新たに確保、整備された周波数帯を使ったドローンを飛ばす場合に必要になってくると考えれば良いと思います。
もし、既にそのような機材をお持ちなら、無線局の免許が必要です。
今現在もドローンには2.4GHz帯が使われていますが、あくまでも新たに確保した2.4GHz帯と5.7GHz帯の周波数を使う機体を飛ばす場合です。ここがややこしくて混同しがちなのではないでしょうか。
また、一部で「5km以上は免許必要」みたいに書かれていますが、それも違います。距離によっての区分は存在しません。
冒頭で紹介した総務省発表にある、今後3陸特以上が必要になる送信出力1W以下の機材だと、2.4GHz帯と5.7GHz帯の相乗効果で5km以上の映像伝送・操縦が見込める事から、5kmと言われているんだと思います。
また、5kmともなると当然目視外ですので、無線局の免許の他、飛行許可も必要になりますが、それはまた別の話でここでは割愛します。
おそらく今後は、新たに確保・整備されたドローン専用周波数を使った、要免許の産業用ドローンが出てくるのではないかと思います。(もうあるのかな?)
ちなみに、日本仕様のPhantom4Proは操縦、映像伝送とも2.4GHz帯を使っている免許不要の「小電力無線局」に該当します。
「小電力無線局」とは、免許の必要ない無線局の一つで、空中線電力が1W以下で、特定の用途に使用される一定の技術基準が定められた無線局です。
また、ホビードローン、ラジコン等の「微弱な無線局」と、Phantom同様にWi-FiやBluetoothの2.4GHz帯を使う「小電力無線局」も免許要りません。
これ等は無線局免許や無線従事者資格が不要ですが、技術基準適合証明等(技術基準適合証明及び工事設計認証)を受けた適合表示無線設備でなければなりません。適合した無線設備には下の見慣れた技適マークが貼られています。
そして、日本仕様のPhantom4Proの最大通信距離は4kmとなっています。
海外使用は7km。2.4GHzと5.8GHzの両方をハイブリッドに使っているため、より遠くまで飛ばせます。
日本仕様は2.4GHzのみの使用です。なぜか? 日本では5.8GHz帯の無免許使用は違法だからです。その点に考慮し日本仕様では2.4GHzに限定しています。
5.8GHz帯はアマチュア無線用に割り当てられている帯域で、アマ4級無線技士以上の資格と無線局の申請・開局で、文字通りアマチュア用途…業務ではない個人利用のみで使用できます。
昨年8月に商務省が確保したのは、2.4GHz帯と5.7GHz帯の新たな周波数帯域です。
(ここまで、間違いがあったらご指摘大歓迎です)
現状、免許不要なのになんで取ったか?
陸上特殊無線技士は、他のドローン関連の資格(というか証明)とは違い、れっきとした国家資格ですし、アマ無線技師と違って業務で使用する事が出来る&電波に関する知識を持っている証明にはなるので、お仕事の上では有利かと。
あとはまぁ、ハクが付く!がまず1番かな…笑 1級じゃないとハクにはならないのかもですが(笑)
今後、もしかすると業務用として要免許の機体が出てくるかもしれないし、その時もすんなり飛ばす事ができる。。というのが狙いでした。
どうやって取るの?
第3級陸上特殊無線技士の試験は年3回行われます。
かなり易しいそうで、合格率80%以上とのこと。過去問をやっていれば受かるようです。
他に「養成課程」というシステムもあります。お金はかかりますが、講習を受けて修了試験に合格する事で資格が取れるというものです。
3級は25000円程度で1日で取れます。
より上位の2級は32000円程度で2日かかります。
自分はこちらの取り方で2級を取りました。
要請課程にした理由は手間と時間の短縮ですね。
過去問やって試験の日まで待つのも性に合わないし、もし落ちたらまた数か月待たないといけないし。お金払ってもその場でとってしまいたかったです。
2級にしたのは、1番早い日程が2級だったから笑
東京の場合は晴海にある日本無線協会に行って取ります。
修了試験は試験時間90分。
法規と無線工学を同時にやり、それぞれ12問ほど。
90分もありますが10分もかからずに終わります。開始20分で退室できます。
講習の中で、「ここ重要です!」と言われたところだけ覚えておけば大丈夫です。
普通に講習聞いてれば落ちる事はないと思います。
実際この日は28名が受講していて、全員合格していました。
車の免許と違い、免許証は後から送られてきます。
上に書いた通り、今後、無線局の免許が必要な機体が出た時に無線局の免許を申請し開局する事になると思います。
この機会にドローン関連の資格をまとめてみました。
次の記事で書きます。