蒼天航路 〜ドローンと空撮とキャンピングカーのブログ〜

Drone Aerial Shoot ドローン空撮屋のブログです。その他にも、キャンピングカー、空モノを中心としたラジコン関連の雑感なども書いていきます。

リチウムイオンバッテリー 取付 依頼

お陰様で当ブログやYoutubeを見てくださった複数の方から、キャンピングカーへのリチウムイオンバッテリーの取付依頼を頂いておりますのでメニューに追加しました。興味をお持ちの方はご一読の上ご連絡ください。


リチウムに換装するメリット

大容量

まずはこれに尽きます。鉛バッテリーは「大電力機器を使うほど、小電力を使う時に比べて取り出せる電気の総量が減る」という厄介な特性があります。

エアコンや電子レンジ等の大電力機器を使うほど、表記してある容量(電力量)より使える電力が少なくなるわけです。そのため、容量を表す際も「時間率」という単位が使われます。「何Aの電流で何時間使える容量です」という、いわば「但し書き」です。

リチウムにはその特性がほぼありません。大電力機器を使った場合も表記の容量(電力量)がほぼそのまま取り出せます。

そのため、数値上は同じ容量表記であっても、実際の使用感は数倍に感じられます。

※とはいえ、0%~100%全ての容量を使うとバッテリーが痛みますので実使用においては表記容量の80-90%程度使用可とお考え下さい。それでも十分に鉛とは比にならぬ大容量です。

大電力に強い

放電:大電流放電に耐え、上記のように電力の大小による取り出せるエネルギー総量の変化がほぼありません。

充電:受電性がとてもよく、大電流での高速充電に対応します。

小さく軽い

鉛よりもエネルギー密度が高い=小さく軽いです。

よく使われる鉛105Aバッテリーが1個約23㎏ほどなのに対し、当方で採用の生セルの場合は100Ahあたり約14kg。400Ahでも56㎏と、鉛の60%ほどです。

しかも上記の通り、取り出せるエネルギー量は鉛と比べて多くなります。

正確に残量などの状況が把握できる

上記の通り、鉛の場合は使う電力の大きさによって取り出せるエネルギー量が変わってしまうため、バッテリーメーターの値と実際の残量とで乖離が起きる事があり「いつ切れるかわからない」という懸念がいつもつきまといました。

リチウムの場合、正確な残量計測が可能となります。残量はスマホでご確認いただけます。これは「同じバッテリー切れ」するとしても精神衛生上とても良いはずです。

以上の事から、リチウム換装後は「バッテリー残量を(ほぼ)気にしなくてもいいキャンピングカーライフ」が実現する事と思います。

使用状況は人それぞれなので(ほぼ)を入れないといけない事が悲しいですが、換装した方皆様がおっしゃいます。「鉛には戻れない」


ベースとなる仕様

当方のフィアットデュカトと同じシステムを基本として、ご要望があれば変更していきます。

  • バッテリー:生セル lifepo4 400Ah (容量 5.12kWh (定格12.8V×400Ah))
  • スマートBMS使用
  • 最大放電電流 :150A (定格12.8V×150A=1920Wまで)
  • 充電方法:走行充電/ソーラー充電(RENOGY RBC50D1S-JP (旧型番DCC50S)使用)& 外部充電
  • 最大充電電流:50A(走行充電とソーラーの出力合算が50A以上ある場合も双方25Aずつに制限され、充電は50Aまで)
  • ソーラー最大搭載量:720W程度まで/最大入力25V/660W以下 (RENOGY充電器の仕様です)
  • ソーラー配線方法:並列 (RENOGYの充電器を使用する以上、そうなります)

RENOGY充電器仕様 はこちら。

また、生セルだけでなく、RENOGYのlifepo4 組みバッテリー100Ah(最大4並列400Ahまで)の取付も承ります。取付費用は生セルと同じです。組みバッテリーの方が簡単な印象があるかもしれませんが、並列する場合、作業的にはどちらも同じ作業量です。

RENOGY搭載の際の、生セルとの違いや詳細はこちらの記事を参照ください。

現在搭載している鉛サブバッテリーがある場合、基本的には下ろす考えです。鉛と交換という形になります。併用希望の場合は充電経路が並列になり、作業量が増します。


取付料金目安

2021年2月20日改訂(リチウム取付以外の料金を記載しました)

リチウムイオンバッテリー取付作業料

10万円+交通費実費 

※最低料金の目安です。お車や作業内容、場所(お住まいの地域)によって変動ありますので応相談でお願いします。


ソーラーパネル設置作業料

  • リチウム取付と同時施工の場合は機材費別で別途5万円
  • ソーラー取付のみの場合、リチウム取付と同様に10万円

※既存のソーラーパネルを残し、ソーラーチャージコントローラーのみ交換の場合は機材費別で25000円頂戴します。

※設置に伴い、ルーフに穴あけが必要な場合はオーナー様承諾のもとで行います。穴あけ部には雨よけカバーを設置します。

※ソーラーと走行の同時充電について:上記のRENOGY DCC50Sをお使いの場合は、走行とソーラーが2in1の充電器のため、その心配自体無用です。走行とソーラーの充電器が分かれている場合、当方としては「同時でも問題ない」という立場です。詳細はこちら。

しかし、その是非については諸説ありますので、それでもご心配な方はソーラー側にブレーカーを取付ける事は可能です。


走行充電用ケーブル引き直し(Rebirth加工)作業料

鉛バッテリーの使用が前提となっている古い車両の場合、走行充電用のケーブルが5.5-8sq程度と細いため、満足な走行充電パワーが得られない場合があります。太いケーブルに引き直すのをご希望の場合は作業料として3万円(ケーブル代別途)頂戴します。

それまでの走行充電から「生まれ変わらせる」意味でRebirth加工と名付けてみました(笑)

キャビン床面に穴あけ加工が必要な場合があるため、オーナー様の承諾のもと行います。


他作業料

※既存の100V系(外部電源系)は触りません。が、外部充電器→バッテリーへの接続は行います。もしインバーターの出力を車両の既存100V系に入力する場合は別途料金申し受けます。

※お近く(目安100km以内)の場合、交通費実費+1万円で実際に下見・採寸に伺います。


作業時間

バッテリーシステムのみの場合、最大3日/ソーラーも同時施工の場合、最大5日。

事前のヒアリングで3~5日で終わるかどうかは予想できます。それ以上かかる場合は追加費用・日程ご相談させてください。


上記料金での作業内容

バッテリーシステム・ソーラーパネルの設置・充電・放電。

  • 設置までのメール対応も含みます。
  • 設置:バッテリー設置  ※設置場所と固定方法は相談の上で決定。
  • 設置:ソーラーパネル設置 ※穴あけはオーナー様了承の上で実施。
  • 充電:Rebirth加工(走行充電ケーブル引き直し)※穴あけはオーナー様了承の上で実施。
  • 充電:車両からバッテリーへの充電用配線作業一式。及び、ソーラーパネルがある場合はその充電配線作業。穴あけが必要な場合は了承の上で実施。
  • 放電:車内電装品・配電盤が設置済みの場合、そこへの給電まで。
  • BMS設定とご説明 ※リチウムバッテリーの制御の仕組みをご理解いただけるよう、しっかりご説明します。
  • テスト 放電・大電力放電・走行充電・ソーラー充電・外部充電

ご依頼の流れ

sin.okazaki@gmail.com までご連絡ください。

当方よりメールでヒアリングの上、お引き受けできるか?の所から検討させていただくとともに、必要機材含めたお見積りをお送りします。システムの仕様についても詳しくご確認頂きます。

機材はメールで相談の上、依頼者様の方で揃えて頂くのでも結構です。

当方でもショップを運営しております! http://www.bluesky-camper.shop/ お品物によっては多少割引できるかもしれません。

お支払いは現金・銀行振込・ショップ経由でのクレジットカード使用可です。


免責・保証

リン酸鉄リチウムイオンバッテリーは他タイプのリチウムイオンバッテリーと比べると、原子の結びつきといった点で、化学的に酸素原子が離脱しにくい=発火しにくく安全性が高いバッテリーなのは事実ですが、リチウムイオンバッテリーである事には変わりません。発火・火災等あらゆる不測の事態への責任は一切負いかねます。無保証です。生セルをDIYで搭載する事自体、様々なリスクがある事はご承知おきください。

生セル&スマートBMSの利点・安全性について

ただ、上記と矛盾するようですが、リン酸鉄リチウム生セルとスマートBMSの安全性についてはパッケージングされたメーカー製のものと遜色無いか、部分的にはそれ以上と自負します。理由としてはパッケージ製品であっても中身の構造は同じような生セルとBMSの組み合わせという点で同じだから。あともう一点。BMSの設定において、柔軟が設定な可能だからです。

BMSは充放電を司るいわば「大ボス」です。生セルが同じなら、あとはBMSの能力によります。そしてその設定の細かさ(自由度)と、バッテリー状況把握の細かさにおいては当方で採用しているスマートBMSの方が優れており、そこがアドバンテージだと考えます。

しかもその設定内容も一律ではなく、車の充電パワーに合わせて「安全な設定」にするようにしており、その設定内容の意味もしっかりご説明します。

施工後のサポートについて

施工後も疑問点があれば何なりとご相談いただいて結構です。必要な場合は有償となりますが交換も致します。無保証ではありますが、安心してお使いいただけるようにメール・電話・SNS等でサポートは致します。ご相談は施工後1年は無料です。その頃にはバッテリーのクセや使用感も充分把握されている事と思います。


取付実績

最終更新日:2021年4月5日

  • 大阪 2003年バンテックZIL  / 400Ah lifepo4 取付 Youtube
  • 東京 2003年?バンテック コルドバンクス / 400Ah lifepo4 取付
  • 熊本(東京にて施工)2003年バンテック レオバンクス / 400Ah lifepo4 &160Wソーラー×4枚取付→陸送 Youtube
  • 大阪 2020年 ADRIA MATRIX 新車 /400Ah lifepo4 取付
  • 大阪 2003年バンテックZIL  / コンタクタリレー 取付
  • 札幌 2018年 車両匿名。国産キャブコン / 400Ah×2並列=800Ah & 400Ah取付。計12セル。並列化にあたりアクティブバランサー装備。
  • 長野 2013年 デスレフ グローブ4  / オーナー様で作業されたバッテリー取付の仕上げ&既設の100V系をインバーターで使えるようコンタクターリレーを移設・配線変え
  • 東京 2014年 キャンピングワークス オルビス / 200Ah lifepo4 →400Ah lifepo4 に交換。BMSが無かったので設置。スペース増大につき各機器移設。
  • 茨城 2020年新車 LTキャンパーズ レガードネオプラス /400Ah lifepo4 取付取付&ソーラー275W×2枚取り付け。
  • 茨城 年式未確認 ハイエースバンコン / 280Ah lifepo4 取付&ソーラー180W×3枚取り付け ※目立たないが、なにげにモンスターハイエースです(笑)
  • 東京 年式未確認 メルセデスベンツ・バーストナー T-STAR695 / 400Ah lifepo4 & RENOGY DCC50S 取付 
  • 大阪 年式未確認  ファーストカスタム CG500ボレロ / 160Wソーラー×3枚&RENOGY取付
  • 横浜 年式未確認 ファーストカスタム CG550ボレロV /オーナー様ご用意の200Ah lifepo4を取付
  • 東京 年式未確認 グローバルアスリート / 400Ah lifepo4&275Wソーラー×2枚&RENOGY走行充電器取り付け
  • 東京(九州から上京してくださいました) 2020年 バンテックコルドリーブス / 400Ah lifepo4&RENOGY DCC50S 走行充電器取り付け
  • 千葉 ナッツ ボーダーバンクス / 180W×4枚=720Wソーラー&RENOGY MPPT60A チャージャー取付
  • 横浜 RVランド ランドホーム コースター / 400Ah lifepo4取り付け。24V車。
  • 茨城 アドリア コンパクト / 400Ah lifepo4 & RENOGY60A走行充電器取付
  • 名古屋 2018年 バンテック ジル522 / RENOGY lifepo4 100Ah×4並列 & RENOGY60A走行充電器 & 冷却ファン取付  オーナー様ブログ
  • 名古屋 年式未確認2004年頃? バンテック レオバンクス / 400Ah lifepo4 & RENOGY DCC50S 取付 & Rebirth加工(走行充電用ケーブル引き直し)→ アイドリングで最大60A(800W)の充電を確認。
  • 東京(千葉から上京してくださいました。) 年式未確認2003年頃? エキスポート社 アウトドアジュニア / 400Ah lifepo4 & RENOGY DCC50S 取付 & Rebirth加工(走行充電用ケーブル引き直し)→ アイドリングで最大56A(757W)→だんだん落ちて、走行時40A程度の充電を確認。
  • 愛知県 年式未確認 2012年頃? バンテック ZIL520 / 400Ah lifepo4 & RENOGY DCC50S 取付
  • 東京 2019年? ファンルーチェ Patagonia  / 560Ah Lifepo4 (280Ah 2P4S) & RENOGY DCC50S 、バッテリーメーター取付 

2003年頃のバンテック車両にお乗りの場合、シート高を30-50㎜嵩上げすることで搭載可能な事が多いです。またはアルミシェル280Ahであれば嵩上げ無しで取り付けられます。

 

投稿日:2020年7月25日 更新日:

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名前 : 岡崎 慎一

5歳でトイラジに出会い、それ以来ブランクはあれどずっとラジコン好き。
とあるアーティストのMV撮影でDJI INSPIREでの撮影を目の当たりにしてドローン空撮を志す。現在はそのMV撮影時に飛ばしていた人に師事。

ドローンの他、登山とマラソンとロードバイクと天体撮影とラジコンと音楽とデリカスペースギアとPCとカレーが好き。 これら全部を活かして、旅をしながら稼げるバックパッカーとなり世界一周に憧れてます!
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