FIAT DUCATOベース ADRIA Compact SLS+をリチウム化!
23日から今日(25日)まで、奈良でFIAT DUCATOベースの ADRIA Compact SLS+をリチウム化させてもらいました!
作業内容
- 600Ah(7.68kwh)リン酸鉄リチウム&スマートBMS&バランサー
- 既設走行充電器を外して、RENOGY50A走行充電器
- 走行充電ケーブル引き直し
- 40A外部充電器
です。こうやって箇条書きするとなんて事ない作業内容にみえますが、外車は大変なのです。
May 26, 2023 at 01:33AM
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バッテリースペースを作る
今回のハイライトはバッテリー部分かな。鉛2個のスペースに600Ah(7.68kwh)です。
まず、バッテリーを置く面が平面じゃありません💧床作らんといかん。
さらに既設の鉛の下には1500wのインバーターがあります。
さらにさらに、ボトロニックのシャントなどもあり、バッテリーエリアと機材エリアが離れているので、通路の下を太い渡り線が走っており、その太いケーブルも処理しつつ、メンテ性も確保しないといけない。
さらに×3、バッテリーの奥側には排水レバーがあって、排水時はいつも手を突っ込んでレバーを操作するとの事。なので手を突っ込めるスペースも必要です。
で、こうなった。3段重ねです。
1番下インバーター。そこから100ミリ上げ底して床を作り、2段目にシャントと端子台。で、新しく作った土台の上にバッテリーです。
あれこれ相談して方針を決めて、中江さんが作りました。GOOD!!👍
機材エリア
中江さんがバッテリーエリアを作ってる間に、ざきおは機材エリアです。
まず、UKのSterlingPower製の走行充電器が付いてました。最大出力電流130Aの物です。
ウチも存在は知ってますが、入手性とその電流の大きさゆえ、ご希望の方にしか取り付けません笑
ていうか。。鉛2個に対してこれはオーバースペックではないか。。?
鉛は抵抗が大きいのでそれほど流れないのかもしれないが、実際、オーナーさんは鉛バッテリーの時に膨張と液漏れを経験なさっているそうで。。それって過充電(ていうか過電流?)だったんじゃないか??と思ってしまいます。。
リチウムにとってはハイパワーで魅力的な充電器ですが、オーナーさん了承の上で、いつものRENOGY50Aに交換しました。
130A流れるんだろうけどさ。発熱とか心配だし。東京と奈良遠いので、ウチで付けたんじゃないハイパワー充電器でなんかあっても困るし。ビビリでごめんなさい。
あとはヨーロッパ車には必ずついてる「中央電源ユニット」(今回はne237)がありまして、こいつは12v系の配電と走行充電器と外部充電器を兼ねます。
こいつの走行充電と外部充電を無効化。
無効化されないまま別な走行充電器ついてる車も多いです。今回もそうでした。が、ウチはウチでつけた機材だけで管理したいので無効化します。その上で外部充電は40A版を新設。
ソーラーは既設の200wくらい。増設なし。ソーラーチャージャーはビクトロン製でした。これも別売り(手持ち)のBluetoothモジュール使って設定をリチウムのプロファイルに変更。
で、完成です。
まとめ
テストして引き渡しでした。
走行充電はRENOGYに一本化され50Aです。
外部充電も。
走行とソーラー合計で800w程度。
個人的には充分かと思います。
オーナーさんいわく、鉛の時はかなり電源で苦労されていたようなので、快適に使ってもらえたら良いなーと思います。
ありがとうございました✨
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