Android 6.0スマートウォッチ FINOW Q1 Pro 買ったよ
こんにちは。
えーと。。先日買ったスマートウォッチ Zeblaze THOR4 が割と出来が良かったので、子供用にともう一つスマートウォッチを買いました。
FINOW社製 Q1 Pro です。こいつをレビューしたいと思います。
バングッドで10129円で購入し、6月19日発送→6月24日に到着しました。割と早いです。
バングッドでは
- 追跡番号無し・到着まで7日~20日で送料無料の「国際小包」
- 375円追加で払って追跡番号有り・到着まで5日~9日の「Japan Direct Mail」
- 1375円追加で払って追跡番号有り・到着まで7日~15日の「EMS」
- 1545円追加で払って追跡番号有り・到着まで5日~8日の「Expedited Shipping Service」
があります。「3」を選ぶ理由ってないよね。。「4」はDHLとかUPSで届くらしいです。早いけど高い。
というわけで、僕はいつも「2」Japan Direct Mailで注文し、決済はペイパルです。ペイパルを通して払うと、荷物破損や不着の際に保証が受けられるそうです。使った事無いけど。
「Japan Direct Mail」で東京に送られてくる場合、大阪の泉佐野の佐川急便りんくう営業所に到着し、そこから佐川急便で届けられます。追跡番号はありますが日本に入るまで(りんくう営業所)に到着するまでは追跡出来ません。だいたい発送から4~5日で追跡できるようになり、追跡できるようになれば翌日届く という感じです。今回は発送日を1日目として6日目で届きました。
FINOW Q1 Pro 主な特徴
商品ページを見て頂ければ載ってますが、主な特徴を一言で表すとこうなります。
Android6.0/クアッドコア1.1GHzCPU /メモリ1GB/ストレージ8GB/4G LTE通信対応/720mAh大容量バッテリーを積み、AppleWatchNike+をパクった中華スマートウォッチ
ですw
細かく見ていきますw
OS/見た目/サイズ/重さ
OSは時計用にカスタムされたAndroid6.0 です。
見た目はAppleWatchのNIKE+モデルのもろパクリw うちの場合は子供がスパイダーマン好きなので赤/黒を買いました。このカラーはAppleWatchには無いですねw
サイズは51mm×42mm×15mm 重さ59g
1.54インチ 240×240 TFT マルチタッチディスプレイ
ディスプレイは240×240のTFT液晶。正方形です。ひと昔前のガラケーのようです。懐かしい。。やわらかな・・ボヤっとした画像ですw
比べてみて初めて分かりますね。400×400の高精細な有機ELを使ったTHOR4と比べると、精細さはもちろん、コントラスト、明瞭度が全然違います。反射式液晶でもないので、屋外の明るい所での視認性も期待できません。ただ、明るさの自動調節機能が使えます。光センサー積んでるんですね。しかし、やはり野外では暗い。
マルチタッチには対応していました。地図拡大できます。
あと、説明書には書いてたのにロクに読まないもんだから見落としてましたが、画面の下は3つのタッチボタンになっています。左からメニュー・ホーム・戻る です。写真見えるかな。。?
なので「戻るボタン」のアプリは不要です。
CPU/メモリ/ストレージ
CPUはZeblaze THOR4と同じ MTK6737 1.1GHz,Quad Core です。メモリも同じ1GB。
ストレージはTHOR4の半分となる8GB。音楽やら動画を大量に入れるわけではないので必要にして十分です。
CPUとメモリが同じなら、THOR4 と同じようなヌルヌル感かな?と期待して購入したんですけど。。うーん??画面が小さい&汚いのでよくわからないのかな?w
WCDMA(3G) / LTE(4G) 通信対応
4G LTE通信に対応しています。もちろん3Gにも。
対応しているバンドはTHOR4よりも少ないです。
WCDMA(3G)がバンド1,2,8 / LTE(4G)がバンド3,7,20です。
僕はiijmioのタイプDを使っています。タイプDとはドコモの電波を使う方です。auの電波を使うタイプAも選べます。
「MVNO バンド」とかで検索するといくらでも出て来ますが、日本でドコモが展開しているバンドは、WCDMA(3G)がバンド1,6,9,19 / LTE(4G)がバンド1,3,19,21,(28も?)です。
神経衰弱みたいですがw、この機種はドコモだとWCDMA(3G)がバンド1/LTE(4G)がバンド3を使えるという事になります。
バンドによっても通信速度やエリアの広さが違います。ドコモのLTEでメインで使ってるバンドは1なので、これが使えないのはちょっと痛いですが、都市部に住んでる分にはあまり関係ありません。バンド3も掴むから。WCDMA(3G)のバンド1は使えますしね。バンド1は3G通信においてもエリアの広いメインバンドです。
720mAh大容量バッテリー
720mAhの大容量バッテリーを搭載しています。バッテリーは大きければ大きいほど偉い!
充電はワニグチクリップみたいな専用のクリップで本体を挟むように充電。これ、画面隠れてるやん。。充電してたら使えないやん。。誰か何とかしようぜ?って言わなかったのか?とw
防水 IP67
IP67の防塵防水を謳っています。
IP67の「6」は完全防塵、「7」は一定の水圧に30分浸けてもOKな事を意味します。
しかし、信用する気はありません(笑)自転車やバイクに乗ってて豪雨に濡れるくらいは大丈夫でしょう。たぶん。そのくらいの防水性はあってほしい(希望)
使用レビュー
動画アップしました。
THOR4と同じく、バッテリー節電でiBatteryや、画面の回転を抑止するアプリとかは入れました。その上で使ってみました。
結果。。 ハッキリ言って、THOR4よりも勝ってる点があまり見当たらなかった。。辛口レビューになってしまいます。。
THOR4に比べてダメな点
画面が雲泥の差
Q1PRO は240×240TFTなのに対し、THOR4は400×400有機ELですから。比べ物になりません。
精細さ、コントラスト、全てTHOR4が上。そしてQ1 PROの240×240という画面はやはりとても狭いです。せめて360×360くらいあればねぇ。。狭いので、フォントサイズを最小にする必要があります。そうじゃないと操作に支障をきたす時があります。決定ボタンが出なかったりとか。
近接センサーが無い
ね。これ、大事なんですよねぇ。時間を見たいと思って時計を目の前に持ってきても時間が出ません。これが無いと時間を見るためにもう片手でボタンを押すことになる。これは「時間を見る道具」として致命的です。ここ、未チェックだったなぁ。。仕様って、無いものはいちいち書かないですもんね。「Proximity sensor」=近接センサー これ、地味だけど超重要です。
「OK,Google」が使えない
ひょっとしたらウチだけ?かもしれませんが、「Google」アプリ入れても「OK,Google」が使えません。入力画面での音声入力は出来ます。しかし、時計の画面から「OK,Google」と言っても無反応。ユーザーの声を覚えこませる「Voice match」の選択肢も出てこない。どこかに設定の余地があるのかもしれませんが、使えませんでした。ちなみにTHOR4は時計の画面から「OK,Google」と話しかけると「ピコン!」と返事します。
カメラの撮影画像が左右反転する&VGAサイズ
左右反転します。鏡に映した画像になります。標準の写真編集の項目に「鏡」があり、簡単に元に戻せますが、めんどくさい。。まぁインカメだから仕方ないのかな。。?これで風景撮る人はいないと思いますしね。また、標準のカメラアプリで撮影した画像はVGA(640×480)サイズです。30万画素w Playストアでインストールした無料のカメラだと1600×1200の200万画素で記録されました。撮った画像がコレ。
標準のカメラアプリで撮影30万画素
後から入れたカメラアプリ「open camera」で撮影。200万画素
これはー。。200万画素のカメラなのだろうか?w 前の中華製アクションカメラと同じで引き延ばしてないか?wわからんけど。 インカメだから!という割り切りが必要ですw
重要! iPhoneとはBT接続不可
これもねぇ。。仕様にはいちいち「出来ない事」は書いてないもんなぁ(笑)
THOR4はiPhone、Andoroidそれぞれに接続するためのアプリがあります。それに対し、Q1 Pro はAndroid用の接続アプリはFINOW社のWEBページからDL出来ますが、iPhoneと接続するためのアプリはリリースされていません。なので、ペアリングは出来るのですが「ペアリング?したからなんなん?」という状態になりますw
そりゃそうだよね。。こんなAppleWatchもろパクりのスマートウォッチをiPhoneに接続するためのアプリなんてAppleがストアで承認しないと思うわ。。(笑)
BTで繋がらないとなると、iPhoneからの通知は何も届きません。これ、iPhone使いから見ると、この時点でQ1 PROの購入は無いですね。
Androidには繋いでないので、Androidで通知が来るのかどうか?は未確認です。
ウォッチフェイスの追加ができない
普通のAndroid Watch(?)は、ルート直下に「clockskin」というフォルダがあればそこに。無ければ新規でフォルダを作り、そこにウォッチフェイスのファイルを入れて再起動なり再読み込みをかけるとウォッチフェイスが追加されますすが、Q1Proではいくらやってみても出来ませんでした。これも地味に痛いです。好きなウォッチフェイスがあっても指くわえて見てないといけない。某巨大掲示板やら英語のフォーラムも読んだのですが、決定的な解決方法が見つけられませんでした。
フルAndroidを積んだスマートウォッチとして、OSのカスタマイズ・作りこみが甘い
一般ユーザーが「時計の代わり」に購入したとして、あまりAndroidを意識させずに「時計」として使うためのUIや作りこみが甘いです。
たとえばこの画面
THOR4
Q1 PRO
これは時計の画面から上から下にスワイプした時に出るメニューですが、このメニュー1つにしても、THOR4は割としっかり作りこんでいます。
画面の明るさ変更、BT、Wifi、GPS、モバイルデータ通信、機内モードのオンオフとか。Q1 PROはこの1画面だけなんです。画面設定、音&通知設定、SOSは使えない、メモリクリーンのみ。
THOR4はさらにここから横にもスワイプ出来て、メモリクリーン・天気・バッテリー残量&スマホとのBT接続など、5画面くらい出てくる。
Q1 PRO はその辺が甘いです。いちいち設定画面にいかないといけないので、時計というよりも小さいAndroid機として見てしまう。ランチャーや待ち受け画面をカスタマイズして使うならそれはそれで面白いと思いますが、一般向けではないのですよ。。その意味で、THOR4は優秀だなぁと改めて思います。
THOR4よりも良い点
防水 IP67
IP67を鵜呑みで信用はしないけど。。雨とか洗い物とか、普通の水濡れ程度なら大丈夫でしょう。
大容量バッテリー
720mAh持ちは良い感じです。SIM挿してiBatteryで節電。朝100%で出勤して、帰宅時40%。ただしBT接続してない(出来ない)ので、フェアじゃないですね。
THOR4で採用されてる有機ELは原理上、ピクセルの1つ1つを点灯・消灯できるため省エネですが、Q1 PROで採用されてるTFT液晶は、画面を光らせるためのバックライトに大量の電力を消費します。なので、BT接続してたら多分同じくらいかと。まぁ、子供が学校返ってきてから夕飯まで遊ぶには充分かな。
血圧が計れる!
心拍数だけじゃなく、血圧も計れる。すげぇ。どんな仕組みなの?しかし、血圧の数値は結構頻繁に変わる。。(笑)
インストールできるアプリがTHOR4よりは多かった
PLAYストアでは、端末情報から、アプリがその端末に対応しているかどうか?を判別して、端末が対応していないものは検索で表示されない or 他所からリンクを辿ってきても「このアプリはお使いの端末にはインストールできません」となってしまいます。THOR4は入れられないアプリが結構多かったですが、Q1 PROはTHOR4よりは多かったです。
マリオランとか入れられました。ただし文字がちっさい!!子供でも判読不能でしょうw これでやるならスマホでやる?それは禁句ですw
スマートウォッチでなんでも出来てしまう事に意味がある!
FINOW Q1 PRO レビュー まとめ
二言で言います。
もう7000円出して、Zebaze THOR4 買った方が絶対幸せ!! 予算が無いなら3Gでも充分だから、同じインカメ仕様のTHOR Sの方が作りこまれてる分よさげ!
以上です(笑)
初めまして。
finow q1proの購入を検討していて、こちらのブログを拝見しました。
ウォッチフェイスの追加に関しては、androidアプリのuniversal launcher new genを試してみて下さい。
これは、ホームアプリです。
デフォルトのものからTHOR4ライクなインターフェイスに変わり、clockskinフォルダが使えるようになり、ウォッチフェイスを変えられます。
時計を見る時の画面onは、近接センサーが無いならGセンサーを使ったものがお薦めです。
例えば、「広告無し、screen on」なんかがお薦めです。
Gを加えれば作動し、感度調整が可能なため、腕を振り上げれば画面onとかが可能です。
人前でこのアクションが恥ずかしかければ、仮面ライダー555のように手首を振るアクションで画面onが可能です。
振る程度は、感度調整してもらえれば良い感じまで追い込めると思います。
四角いタイプはバッテリー容量が魅力なのですが、やはりTHOR4より稼働時間は期待出来るのでは、と思っています。
okaoo1976様
パパ様
初めまして。
finow q1proの購入前、こちらのブログを拝見しまして購入を決断いたしました。
またカスタム中で、パパ様の書き込みも合わせて確認いたしました。
androidアプリのuniversal launcher new genは、
設定が困難でうまく使えこなせず諦め状態です。
「広告無し、screen on」は活用しています。
ただ、ランニングで使うとなると感度を調節しても、なかなかいい感じにできず
有料のxyzの3軸調整可能なものを検討しています。
しかしながら、このfinow q1 proは、そもそも3軸対応のGセンサーを搭載しているのかどうかがわからず調べているのですが、有料版は試されましたでしょうか?
200円をケチって質問に至りました。
okachang 様
気付くのが遅れて申し訳ありません。
200円の有料バージョンを試したことは有ります。
しかし、自分の使っている物がジャイロセンサーを搭載しておらず、当該アプリから「ジャイロセンサーが無いので機能しません。」と警告表示され、即時返金申請しました。
このアプリの3軸版の制御にはジャイロセンサーを使っているそうです。
finow q1 pro がジャイロを搭載していれば、正常に動くのではないかと思います。
finow q1 pro をまだ所有しておりませんので、想定の返答で申し訳ありません。
連投、失礼します。
他に無料で縦振りと横振りを識別して別のタスクを割り当てられるアプリとして、「shake」というのが有ります。
自分の物はスペックが低く、動作レスポンスが遅すぎて使い物にならなかったのですが、q1proはスペックが高いので、もしかしたら良い感じに動くかもしれません。
追記です。
あと通話SIMを入れていますが、
電話やLINE電話の着信が取れなかった後の
スクリーンON後の通知表示がありません。
いろいろ調べたのですが設定の問題でしょうか?
そのようなアプリを入れないと表示できないのでしょうか?
okachang 様
スマホ連動通知につきましては、自分はwatch droid phone (スマホ用アプリ)と、watch droid assistant(スマートウォッチ用アプリ)のペアを使っていますが、自分の環境(ホームアプリはuniversal launcher new gene)でも、連動通知を一旦スルーすれば、次に画面点灯しても来ていることが分かりません。
自分の場合は、使っているウォッチフェイスに通知履歴を表示するような機能が無いのですが、その機能を持つフェイスなら表示出来るかもしれません。具体的なフェイスは残念ながら存じ上げません。
お役に立ちませんで、申し訳ありません。
こんにちは
このfinow q1 pro のデバイス管理機能、もしくはセーフモードの仕方はわかりますか?
universal launcher new genアプリがアンインストール出来ません。
また電池が何も使わないのに12時間で0%になってしまいます。
皆様、なにか対策をされていますか?