流行りにのってMAVIC AIR の詳細を紹介。比較してみる。
今日、1月24日はDJIから新機種となる「MAVIC AIR」が発表&発売されました。
もう今日のFacebookはMAVIC AIRの記事だらけ。
アクセス稼げんるんだろうなぁ(笑)
つい先日もDJIから「TELLO」ってのが発表されました。日本での規制対象となる重量200g未満で2Kが撮れるというものですが、どうもおもちゃっぽくて取り上げる気にもなりませんでした。SPARKも2K30Pまでしか撮れないので、詳しく取り上げる気になりませんでした。
しかし、今回のMAVIC AIR は4Kカメラ搭載&電波送信到達範囲も4km(日本では2km)と、ガチな感じがしましたので、僕も興味津々。という事で、取り上げてみました。
それにしても、まず、名前。。 Macbook Air とか、なんでもAIR付ければカッコいいと思って。。 って感じ。まぁ、そういう風によく見せるのは大事か(笑)
MAVIC AIR 仕様
ぶっちゃけスペックはこちらを見ればわかるのですが、文字だとわかりづらいので。。
価格:MAVIC AIR 単体104,000円 / MAVIC AIR Fly more combo 129,000円
他の機体同様、単体とFly more combo があります。
Fly more comboには予備ペラ2本、予備バッテリー2個(合計で3個)と、それらのバッテリーを充電するハブなどの補器類とトラベルバッグが追加されます。
価格差は25000円。
MAVIC AIR インテリジェントフライトバッテリー単体1個 10800円
充電ハブ 6400円
トラベルバッグ 8900円(高っか!)なのを考慮すると、まぁFly more comboを買った方がいいかと思いますね。
バッテリー1本だと1回飛ばして何分待つの?って状況になりますので。
大きさ
たたんだ状態:168×83×49 mm (L×W×H)
たたんでいない状態:168×184×64 mm (L×W×H)
参考までにiPhone8の平面サイズ138mm×67.3mm / iPhone8Plus の平面サイズ158mm×78.1mm
なので、感覚的にはたたんだ状態でiPhone8Plusとほぼ同じサイズですね。
分厚い保護カバー付けたiPhone8Plusを3つ4つ重ねたって感じかな。(わかりにくい)
対角寸法は213mm。213mmの正方形を想像してください。参考までにA4サイズの紙の短辺が210mmです。
重さ
430g 日本では200g以上は規制対象なので、しっかりと規制対象です。
速度
最大速度(海抜に近接、無風)
68.4 km/h (Sモード[1])
28.8 km/h (Pモード)
28.8 km/h (Wi-Fiモード)
Sモード以外はすっごい遅い。。PHANTOM4PROはPモード(通常モード)で50km/h。MAVIC PRO は何故か非公表。
Pモードで28.8km/hって。誤植じゃないよな。。? これだと風が強い時にPモードだと飛ばされていきそう。飛ばされたらSモード(笑)
というか、いつもSモードかな。これだと。
基本的に耐風性は大型モデルの方が重量&パワーがある分高いので、小型モデルはあまり期待できません。
最大飛行時間(無風)
21分 (最大ホバリング時間は20分)
参考:最大飛行時間PHANTOM4PRO 30分、MAVIC PRO 27分 実質はその2割程度を残して低バッテリーアラームが鳴り、精神衛生上あまりよろしくないので、現場では16~17分ってところでしょうか。
まぁ予備バッテリーは連続で飛ばすには必須なのであまり問題にならなそう。
現場では、同時に充電できる充電器が有った方がとても便利ですが、やはり今回もMAVIC Air用の充電ハブは「同時」ではなく「残量が少ない物から順番に1本ずつ。。」という仕様なのでした。なんで同時に出来るようにしないの??
最大到達距離も上級モデル並み
電波の最大到達距離も4kmと必要十分。
日本では電波法の関係で、2.4GHzの周波数帯しか使えず到達距離は2kmまでです。PHANTOM4PROとMAVIC PRO は4km。
ちなみにSPARKも2kmとなってますが、上限が2kmなので、実際はもっと短い可能性。ギリギリ2kmってのが不安。
カメラ&自動撮影機能がMAVIC PRO よりスペック的には良い
筆者が お!? っと思ったのはカメラです。ボディは小さいくせに、総合的にMAVIC PROよりも良さそうです。
まずカメラを支えるジンバルはDJI史上最高性能とのこと。ブレ範囲は0.005°と、PHANTOM4PROやMAVIC PRO を遥かに凌駕する高性能。
そしてカメラですがわかりやすいようにPHANTOM4PRO、MAVIC PROと共に表にしました。
MAVIC AIR と他機種のカメラ性能比較
センサーサイズは MAVIC AIR・ MAVIC PRO ともに同じ 1.2/3インチCMOS(有効画素数:1200万画素)です。カメラ界では基本的にセンサーサイズは大きければ大きいほど偉いです。
しかしながら、MAVIC AIR はMAVIC PROよりも広角。
視野角:84°35mm換算で焦点距離24mm と、MAVIC PROの 78.8 °35mm換算で28mmのMAVIC PROよりも広角です。これは素晴らしい。
ただしF値は2.8固定。MAVIC PRO はF2.2 でMAVICの方が明るい。
そして、MAVIC AIRの動画最大ビデオビットレートは100Mbps と、これまた MAVIC PROの60Mbpsよりも高い。PHANTOM4PROと同じ。ビットレートが高いほど綺麗ですからね。まぁぱっと見ではわからないけど。
加えて特筆すべきは2Kで120pの動画撮影ができる事。スローモーション可能。
MAVIC PROでは出来ない。PHANTOM4PROは2Kで120Pの撮影はできます。それをスローモーション再生は出来るのかな?やった事無いのでわかりません(笑)
120P動画をソフト的に60Pとか30Pで再生すればスローモーションにはなるけど、DJI GO 4上でそれを出来るのか?を知らないのです。
MAVIC AIR は出来るって事でしょうね。これはスポーツや動きの激しい物を撮影する時にはとてもいい機能だと思います。
アクティブトラックやジェスチャーコントロールなど、他の機種に搭載されている機能も当たり前に装備。
他にも32MP画素のスフィアパノラマ機能
ロケット/ドローニー/サークル/ヘリックス(螺旋)/アステロイド(小惑星)/ブーメランの6種類から選んで、めっちゃCOOLなセルフィー動画を自動で撮れる「クイックショット」機能など、ドローンは初めて…のような人でも、難しい操作をせずにカッコいい画が撮れる機能もあり、とても魅力的なものになっています。
モーターを駆動させる電流制御も、おそらくはMAVIC PRO platinumで採用された正弦波の「滑らかな電流」を流すESCを搭載していると思います。
偉い!MAVIC AIR は内蔵ストレージ8GB装備!!
8GBの記録用ストレージを装備!!これ偉い~!
マイクロSDを忘れてもとりあえず撮れる!USBでPCに保存可能。
8GBっていうと少なく感じますが、おそらく4Kでバッテリー1本分の実質的な飛行時間15分程度?を記録できるくらいの容量です。そういう使い方を想定したのでしょう。
MAVIC AIRは今までの良い所全部入りのガチドローン
「今までのDJIの技術を全部詰め込んだ集大成」とでも言うべきでしょうか。
全体的に見て、カメラのハードウェア的な性能がSPARKはもちろんMAVIC PROをも超えて、PHANTOM4PROのスペックに肉薄している一方で、MAVIC PROやSPARKの持つ手軽さ、誰でも簡単にカッコいい画が撮れる楽しさ、物理的な持ち運びやすさを兼ね備え、小さなボディに凝縮した機体という印象を受けました。
スペックだけ見ると素晴らしいと思います。
業務での空撮も十分にこなせるスペックなのに、とてもコンパクトで初心者にも楽しめる。
書いてて欲しくなります。心配なのは耐風性だけかな。10m/s って
筆者は山を登るのでPHANTOM4PROより軽量なMAVIC PROが欲しいなぁ。。と思ってましたが、カメラ性能がMAVIC AIRの方が上となるとこっちを買ってしまうかもしれない。軽いし。安いし(笑)
DJI製品を買うなら 楽天のDJI公式ストアから買うのが一番お得
ここで何度も書いておりますが、DJI製品を買うのであれば DJI公式ストア楽天市場店で買うのが絶対に一番お得です。
DJIのHPから入れる公式ストアで買うと、DJIストアでしか使えないよーなポイントが1%しか付きませんが、楽天で買えば最大で10%の楽天ポイントが付与されます。バッテリー1本買えます。詳しくはこちらの記事
なので、Amazonとかのリンクは貼りません(笑)
楽天のDJIストアでも既に取り扱い開始しているようなので、のぞいてみてくださいね。
最後まで読んで下さった方へ。
安く買えます。僕は代理店ではありません。個人だからこそです。品切れの際は無理です。興味ある方はコメント欄にて。