LINTELEK のスマートブレスを試してみた
夏頃にZeblazeのスマートウォッチ THOR4 と、FINOWのQ1PROのレビューを書きました。
Youtubeにアップしたレビュー動画も結構伸びて8000回近く見られており、今このブログはドローン関連よりも「THOR4」での検索流入が一番多い状況です。一応ドローンのブログなのに。。悲しいw
しかし、実際は?THOR4はマジで本物の時計と見間違うくらいの有機EL高精細ディスプレイを搭載していて、反応もなかなかよく本当に素晴らしかったのですが、残念ながら防水性に問題があり。。割と短期間で故障しました。郵便局に行ってEMSで送れば新品の交換品が送られてくるのはわかっているのに、まだやっていない状況。。(ズボラ)
FINOW Q1PROは息子が学校から帰って来てから時々つける程度w
2つに共通する最大の欠点はやはり「バッテリー持ちの悪さ」なのですよ。2つとも朝、家を出て仕事に行って定時で帰ってくる分には何とかバッテリーもつにはもつんだけど、毎日充電しないと使えないのです。毎日の事なので最初はいいけど段々と面倒くさくなります。
いままでスマートウォッチを使った事が無かったのでわからなかったですが、使ってみてからの筆者の感想は「バッテリーは4~5日くらい持ってほしい」という事です。
そんなわけで「スマートブレス」を試してみようかと。
BangoodやAmazonを見ると、まぁ多種多様なのがあります。正直、どれが良いかわからん。
今回はLINTELEKの
の2機種を入手し、それぞれ1週間ほど使ってみましたのでレビューします!
LINTELEK ID115Plus HR / ID130Plus color HR
2機種分けて書こうかと思ったんですが、画面がカラーか白黒かで出来る事はほぼ一緒なので、まとめて書こうと思います。
一言で言うと「とても良い」これに尽きます(笑) これじゃレビューにならんけど、ホントにそう。
まず、この「スマートブレス」系の製品は、先に紹介したAndroidのスマートウォッチとは別物です。AndroidウォッチはAndroidを積んでいるだけに「腕時計型Android端末という未来感アリアリのワクワク感」や「カスタマイズする楽しさ」があると同時に「面倒くさくもある」ガジェットです。なので万人におススメ出来るもんじゃないし、そういうワクワク感、カスタマイズ、面倒くささを趣味的に楽しめる人向けです。自分も含めてw
対してこの「スマートブレス」は万人におススメできます。そのかわり何のカスタマイズも出来ません。「出来上がって」ます。そしてAndroidスマウォとは違い完全に実用レベルに達しています。これで3000円くらいなら絶対に1個くらい持ってたほうがいいです。質感はデザインのシンプルさもあり1万円って言われれば納得するくらいの質感はあります。3000円と言われればそう見えるけどね(笑)「自分では買わないけどプレゼントで貰ったら嬉しいモノ」の部類かと。
では詳しく見ていきます。
スマホアプリ 「VeryFitPro」でBluetooth接続
2機種ともスマホアプリ 「VeryFitPro」 をインストールし、スマホとBluetooth接続して使います。アプリ側で様々な設定が出来ます。
常時接続しなくともOK。時計側に歩数計などのデータは記録されており、BT接続した時に同期されます。
ディスプレイ
0.96インチ カラーディスプレイ(ID130PLUS COLOR HR) / 0.96インチ ディスプレイ(ID115PLUS HR)
アプリと連携する事で自動で日本語表示になります。
ID115PLUS COLOR HR はディスプレイの明るさをアプリから5段階に調節できます。最大輝度にすると屋外でもまぁまぁ見えます。暗いけど。
カラー版は時刻と天気と気温が出ます。天気が出るのは「デキる時計」っぽくて結構嬉しいですw
モノクロ版は時刻と日にちと曜日が出ます。
両機種ともディスプレイ下をタップすると画面が切り替わるのですが、カラー版は押してからワンテンポ後にパッとカットアウトして画面が切り替わるのに対し、モノクロ版はスクロールして変わります。モノクロ版の方が処理が軽いため、こんな芸当が出来るのでしょう。ちょっとの違いですが、モノクロ版の反応の良さを味わうと、カラー版の遅さがちょっと気になります。「比べて初めてわかる」程度ですけどね。
各種計測
計測は歩数計・心拍数・睡眠時間計測の3つがメイン。
他に14種類のスポーツのログを記録できます。14種→ウォーキング、ランニング、サイクリング、徒歩、サッカー、テニス、ダンス、登山、バドミントン、フィットネス、ダイナミックサイクル、トレッドミル、ヨガ、バスケットボール
スポーツによってはスマホのGPSと連動して、行動軌跡を残す事も可能です。
モーションセンサーも搭載しているので「時計を見る動き」をすれば画面が点灯します。
通知・タイマー
SMS、Facebook、LINE、カカオ、Twitter、Skype、WhatsAppなどの通知がバイブで来ます。これ便利です。
タイマーも設定できます。バイブでお知らせしてくれるので、目覚まし時計代わりにベストです。朝の弱い自分が結構起きれてます(笑)
カメラ操作
BT接続したスマホのシャッターが手元で押せます。「シャッターだけ」ですw 当然画面のプレビューは出来ません。
未来感はあるけど使うシーンが思い浮かばんw 集合写真の時に役に立つ程度かな。。。
IP67防水
安いので壊れてもいいや!という思いで、入浴、シャワーをしました。全く問題ありません。素晴らしい。
やっぱり防水は必要だよね。。中華Androidスマウォが超えられない壁がここにあります。
バッテリーもちは1週間程度
充電はディスプレイ下側のバンドをグイっと引っ張って外すとUSB端子が現れ、それを挿して充電します。
満充電まで1時間かからない程度。それで1週間程度持ちます。こんだけ持ってくれれば充電も苦になりません。素晴らしい。普通の時計と変わらない感覚で使えます。
中華Androidスマウォの超えられない壁その2です。
スマートブレス 使ってみたまとめ
良い点
- 安い!3000円程度
- それなのに秀逸なデザイン
- バッテリーが長寿命
- ガチ防水。安心して使える
- 計測機能が充実で、身に着けてるだけで健康志向になる
悪い点
- 画面が暗く屋外では見づらい。これはこの機種だけじゃないですけどね。バッテリー寿命を1日削ってもいいからもっと明るくしてほしい。
- ミュージックプレーヤーのコントロール機能は欲しかった。。
多少の不満はあれど、全体として本当によくまとまっています。特に欠点が見当たらないレベル。これが3000円なんて良い時代だ。。
スマートブレスはAndroidスマウォ以上に多種多様でピンキリですので、どれにするか迷う人もいると思います。
中華製だと特に。筆者は一概に中華製=粗悪とは思っていませんので一般論です。中華製でも良い物と粗悪な物があるので見る目が必要だと思います。大体、DJIは中国企業だしね。ウチの4Kテレビはハイセンスですし。
ただ、ネットで選ぶとなると「ハズレ」を引く可能性もある中で、この製品は
「とりあえず買っといて間違いない製品」
と言えるのではないかと。
これから更に完成度を上げていってほしいものです。