蒼天航路 〜ドローンと空撮とキャンピングカーのブログ〜

Drone Aerial Shoot ドローン空撮屋のブログです。その他にも、キャンピングカー、空モノを中心としたラジコン関連の雑感なども書いていきます。

キャンピングカー

BLUE SKY CAMPER PROJECT の考える、リチウムを搭載する事で目指すところ

投稿日:

ぎっくり腰、直りました。

が、バッテリーとかBMSの在庫が無いので発送も取付も出来ず。暇です。

お待ちいただいている方、すみません。もう少しだけお待ちくださいm(_ _)m

というわけで今回は、蒼天航路およびBLUE SKY CAMPER PROJECT の考える、リチウムに換装する事で目指す所。。を書きたいと思います。

外から電源をもらうキャンプ。。?ごめん。無い。。

disるようですまん。ほら。見出し文は少し過激にしないと。掴みです。

最初に言っておきますが、今回はリチウムやらBMSやらなんやらの技術情報?はほぼ皆無です。自分の考えを好き勝手に綴るだけなので、戻ってもらっても結構です(笑)

いま、コロナ禍にあって「密」ではなく「疎」を求めて、アウトドアやキャンプや車中泊が前にも増して流行ってるようです。

伴い、キャンカーもポタ電(ポータブル電源)も流行ってます。中には山林買う人も。

「グランピング」なる言葉も生まれ、キャンプ場に行くと(あんまし行かないけど)これでもか!ってくらい。乗ってきた車よりもでっかいテント張って、至れり尽くせりな装備でアウトドアを楽しんでいる方もお見掛けします。

オートキャンプとなれば、電源付きのキャンプサイトもあります。RVランドってのもあるんですかね?行った事ないんですけど。キャンプ場とは違うの?

価値観は人それぞれなので人の事は別にいいんですけど、自分としては

「本来、キャンプとはオフグリッドであるべき」

と思ってる人なのです。オフグリッド=電気を使わないって意味ではないですよ。グリッド(電力会社の送電網)からの電気を使わないって事。なので、外から電気をもらうキャンプなんて自分的には邪道です。ありえません。1度もやった事ない。

ただし!完全オフグリッドなキャンプ(例えば山のテント場とか)であっても、今どきはLEDランタンとか携帯の充電とか電気は使いますよね。そういう

「外部からもらうのではなく、事前に用意してる電気を使うのはOK

です。「なにを偉そうに言ってんの?」って?いいんです。単なる「僕の考え」なので。

なので、大容量のモバイルバッテリーを持参したり、クルマにポタ電積んでそこから電源取るキャンプなら、まだアリです。

あと、リュックにくっつくサイズの小さいソーラーパネルで携帯やらモバイルバッテリーを充電するなんてのも全然アリです。だって自然からエネルギー得てる から。

場所。群れてるのイヤ…

場所もそうなんです。ただこれは仕方ないですね。国土狭いし。どうしても「キャンプ場」になってしまう。キャンプ場なら焚火も堂々と出来ますし。キャンカーで行った先の地方で焚火したいがために、仕方なくキャンプ場訪れた事が僕もあります。

「ゆるキャン」の聖地となってるキャンプ場なんて、ハイシーズンはキャンプ場なのに「群れた」状態になってしまうそうで。

でも、「キャンプするのに場所の予約が必要」ってのも、僕的にはナンセンスなんです。それはもうホテル予約するのと大して変わりない。。

これはもう仕方ないのだが、僕は、本当の所は、

「誰もいない&キャンプ場でもない所で好き勝手キャンプしたい」

という願望があります。

地方にいくと、地元民しか知らない、クルマで入れる河原とか結構あります。勝手に焚火しちゃってる人もたまにいたりとか。そういう所。僕も栃木県にそういう場所があって、わざわざそこ行きます。誰かいたとしても2-3台。

東京だと若洲公園の駐車場行きます。一泊500円で多くても2-3台しかいません。今、臨時休業です。。泣 

誰もいない所で、外からの電気に頼らずに過ごしたい。いつも過ごすわけじゃなくても、いつでもそれが出来る環境を持っておきたい。

とずっと思っていました。

どこでも暮らせる。電力自給自足を実現。

僕的には、だから「キャンピングカー」なんです。別にキャンプしたいわけじゃないんです。焚火キャンプは自分も好きですが、キャンプは楽しみ方の一つでしかない。キャンプするだけならデリカにキャンプ道具積んで行ったらいい。

でもそれだと快適性が低い。「キャンプってのは不便を楽しむもの」と考えればそれでもいいんですが、焚火やら野外調理はしても、寝る時は暖かくて快適なベッドで寝たいし、シャワーも浴びたい。それも外部電源という「グリッド」に繋がれる事もなく。いつでも。どこでも。快適に泊まれる。過ごせること。その「自由」が理想なんです。

生粋のキャンパーからすると軟派っすね(笑)

なので、別にキャンプ場じゃなくても、渋谷の109前の路駐枠とかセンター街のコインPに停めて、Uber頼んでお酒飲んでシャワー浴びて快適に寝るとか。そういうのもアリなんです。

「電源」という制約に縛られなければ、どこでも家と同じように過ごして移動生活が出来る。

まさに、どこでも「ここをキャンプ地とする」と言いたいわけなんですよ。(わかる人にはわかるw)

まぁ、水とガスは補充が必要ですが、水はそこらのスタンドで貰えるし、ガスは冬でも2本で2週間くらいは持つのでまだ良し。夏はもっと持つしね。一番すぐに切迫するのは「電源」であり、その縛りがなくなれば理想に大きく近づく。

だからリチウムを搭載しましたし、それがもたらす「これまでにない自由さ」を皆さんにも知ってほしくてYoutubeに出しました。

サムネの「やっと家になる」にはそんな意味を込めてます。本当に、家と同じように過ごせるようになるから。

あと、費用の面でもキャンカー屋さんが作るのと同じかそれ以上の機能・性能の物を割安で実現する事が可能な事も知ってほしかったです。1年前調べた時は60万とか100万だったんだもん。もちろん、キャンカー屋さんの方が高いけど安心できるという方もいるでしょうが「選択肢の一つ」としてはアリかと。

防災用としても有効&アンチ東電

自給自足キャンカーはシェルターとしても使える

僕、仙台出身なんです。2011年の震災からもうすぐ10年経ちます。最近も宮城で震度6強の地震もありました。余震が無いといいのだけど。

僕は10年前、東京・半蔵門のラジオ局の8階で地震に遭いました。15時からの生放送の直前でした。(僕が出るんじゃないですよwスタッフです)

仙台には母がおり、当時は仙台新港のすぐ近くの事務所で働いていました。ラジオ局でテレビをつけると、津波の映像が映っており「あぁ。。オカン死んだな。。」と思いました。幸い、僕からの「10mの津波が来るから今すぐ逃げろ!」というメールが届いており、それを見た母は勝手に退社していたため(強いw)、ギリギリの所で車で脱出できました。

地震後も数時間は連絡取れていましたが「もうすぐ携帯の電池が切れる」という連絡を最後に途絶え、翌日になっても連絡取れなかったので、デリカに水とか一杯積んで仙台に向かいました。下道で20時間かかったなw 案の定、停電のために携帯を充電できずにいただけで無事でした。シガーライターに挿すUSB充電器。あんな小さな物がとても有難く感じましたw

災害の多い日本では「備え」としてもキャンピングカーはとても有効だと思うんですよね。既に皆が言ってる事なので何をいまさら?って感じですけど、大容量リチウムと大容量ソーラー積んだキャンカーはまだまだ少ないでしょうし。

リチウムバッテリーだけではエンジンかけて充電しても燃料切れたらいつか終わりますが、そこに大容量ソーラーも装備していれば、晴れてればキャンカーで1日使うだけの電力は賄える。なので両方積むのが理想。

出来ればグリッドに頼りたくない

あと、フクイチは言うに及ばずですが東電が嫌いです。資源の無い日本では電力自給自足は現実として難しいと思うし、火力発電でCO2吐き出すのはいいの?って思うし。ここで原発の是非をとやかく言うつもりはないけれど、社長が雲隠れしたりとか一連の不誠実対応がありえない。なので、できれば頼りたくない。電力会社に100%依存するのをやめにしたい。

そう考えると「太陽」は誰にでも平等に有るわけで。

これまでも売電目的でのソーラーシステムはあるけれど、ソーラーと蓄電池の価格が高く、10年以上かけて設備投資を回収するモデルだったと思うのですが、現在は5kWhのバッテリーと1kWのソーラーとGTI揃えても50万もあれば出来るし、それを売電ではなく自宅で消費すればおそらく数年で回収できるレベルになってるのではないか?と。

  • ソーラーでの発電量増加
  • これまでの鉛蓄電池にはない、リチウムでの受電性の良さと蓄電量の増加
  • LED化を手始めに、各家電の消費電力の減少

この3つに努めれば、少なくとも(屋根のある)一軒家においては、電力の自給自足とまではいかなくても、何割かはソーラーで賄えるし、数年で回収出来るし、なにより100%グリッドに依存している現状を脱却できるのではないか?と。イコール、災害・停電時もある程度は対応できるようになる。寒い時に2-3日暖を取れるくらい。

キャンカーに積むか、家につけるか?はもはや規模の差でしかないのでは?と思うのです。

まとめ

というわけで、BLUE SKY CAMPER PROJECT としては、レジャーと防災という両方の面から

  • キャンカー持ってる方へは、リチウム化&大容量ソーラー搭載で家と変わらぬ電力自給自足へのお手伝い
  • 今はまだ無理だけど。。ゆくゆくは住宅へも含めたソーラー&リチウムの導入による100%グリッド依存からの脱却=災害時への備え

を、TV「北の国から」の五郎さんが言っていたように「ありがとうの声が聞こえる範囲で、小さく」「金なんか望むな。幸せだけを見ろ」でやっていきたいなーと思うのでした。

たぶん、近年叫ばれているSDGsにも繋がるのではないか?と。

ということで、年末に15年勤めた音楽系の会社を辞めました。大好きな業界だったんですが、こっちへの興味が強くなってしまい、コロナ禍の中、自分で決めました。

幸い円満なので、今のところ音楽系のお仕事も振ってもらっています。あとYoutubeの撮影と編集も(自分のじゃないよ)。今後はフリーで音楽系のお仕事、ドローン空撮、自分のYoutube、ショップ、そしてキャンピングカーへのリチウム関連をやって行くことになります。ていうか、もうやってます。

怖いんですが応援してくだされば嬉しいです。

 

-キャンピングカー
-, , , , ,

執筆者:


  1. ラムボク より:

    そうですね、キャンカーのLiFePO4の400Ah(5.1kwh)は、家庭用蓄電池の小(5kwh)と同じですね。そして、後者は100万とかのぼったくりで一般人に売ってますし。ウチも普段はキャンカーのLiがそこそこお腹一杯だと300Wソーラーが余ってますし、将来はクルマを家の電気系に直結してソーラやクルマのサブバから給電もありかも知れません。
     あと、リチウムの古いのの回収が将来どうなるのか不明ですが、回収してくれないとなると、劣化した方は家で固定式のバッテリバンクに使用するという手もありかもですね。家は屋根とトイレとお風呂さえあれば、あとは自給の野菜ができれば格安のボロヤでOKで、あとは横付したキャンカーで、という将来もありですね。

    • ZAKIO より:

      はい。個人的にはまさにそれ目指してます(笑)
      千葉あたりの格安空き家買おうかと。
      でも、今はまだ「東京CamperLife」と謳いたい自分がいます。

      ところで。
      ハイエースってオルタ→メインバッテリーのケーブルって5sqとかそんな細いんですか?
      細すぎません??セル回すのに、もっと太いの繋がってないんでしょうか?

      • ラムボク より:

        zakioさん、拙ブログの配線図↓ですみませんが、メインBからセルモータへは相当太い(80sqは有に超えそうな太さ)配線が繋がってるので大丈夫です。
         オルタからはメインの配電盤へ十分な電流が流れ、メインBへは5sq程度で流れる分だけ流れるようです。この電流は単にオルタ電圧とメインBの電圧差で決まるのか、別途電流制限しているかはわかりません。
         又、走行充電器をオルタのB端子へ直接繋げばガンガン電流が流れるでしょうね。
        http://cogiehiacecamp.blog.fc2.com/blog-entry-414.html

ラムボク へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

奈良 FIAT DUCATOベース ADRIA Compact SLS+をリチウム化!

FIAT DUCATOベース ADRIA Compact SLS+をリチウム化! 23日から今日(25日)まで、奈良でFIAT DUCATOベースの ADRIA Compact SLS+をリチウム化さ …

仙台 で ANNEX リバティNS に 900Ah (11.5kwh)の リチウム搭載!

ANNEX リバティNS に 900Ah (11.5kwh) リチウム と 520W ソーラー を 搭載! BLUE SKY CAMPER PROJECT ざきおです! 13日から今日(16日)まで、 …

「満充電」とはなにか?

2021年まとめ。もう年が終わるとか。。。(焦) 皆さんこんにちは!ZAKIOです!ブログでは超ご無沙汰しています。 このブログの最後の記事を書いたのは今年の3月です。9カ月空けてしまいました。さぼり …

【FB投稿】 新型シャシーのバンテック ジル520に 7.68kwhのリチウムを搭載しました! #キャンピン…

February 19, 2023 at 01:33AM ※この記事は BLUE SKY Camper Project のFacebook ページに投稿された内容の自動投稿です。機能上、写真は表示され …

no image

【FB投稿】 仁淀BLUE!!

仁淀BLUE!!

カテゴリー

名前 : 岡崎 慎一

5歳でトイラジに出会い、それ以来ブランクはあれどずっとラジコン好き。
とあるアーティストのMV撮影でDJI INSPIREでの撮影を目の当たりにしてドローン空撮を志す。現在はそのMV撮影時に飛ばしていた人に師事。

ドローンの他、登山とマラソンとロードバイクと天体撮影とラジコンと音楽とデリカスペースギアとPCとカレーが好き。 これら全部を活かして、旅をしながら稼げるバックパッカーとなり世界一周に憧れてます!
空撮のご依頼、その他ご連絡はこちら

sin.okazaki@gmail.com

FB https://www.facebook.com/sin.okazaki
車載PCのブログ carpc-build.com