September 22, 2023 at 04:39PM
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BSCP Toshiです。
今回の車は通算180台目。10台単位のキリ番です。そして今年に入って45台目(間違っているかも?)です。
お車はAtoZのアレン。昨年6月以来久しぶりのアレンです。
取り付けたものは下記
– 200AHリン酸鉄リチウムイオンバッテリー8個400AH (5.12kwh)
– ソーラー100w x2 既設150w+120w?との合計470w
– 200A BMS
– バランサー
– 50A外部充電器
– RENOGY 50A走行充電機
– 走行充電ケーブル引き直し
– RENOGY 40A+20Aソーラーチャージャー
以前にやったことがある車とはいえ、必ず新しい発見や学ぶところがあります。
ポイントその1:バッテリーの搭載場所
この車、元の鉛のサブバッテリーが車体右側の床下(つまり外)にあります。バッテリーを車内に搭載するためには、元のサブバッテリーに接続されているケーブル類を全て車内に引き込む必要があります。
しかもその場所はピラーの中。狭〜いところからせっせと車内へ引き込み。バッテリーは通常はシート下へ取り付けたいところなのですが、シート下は高さがないため、運転席と2ndシートの間に取り付けます。
ポイントその2:DCエアコン外部充対策
この車のエアコンはDCエアコン。定常運転時の消費電力は25A程度と優秀なのですが、既設の外部充電器は30A。つまり、エアコンを稼働しながら外部充電すると、わずかしか充電できないことになります。そこで、外部充電器を50Aに増強します。家庭用エアコンなら外部接続の100vで稼動するので、充電器の電力を全て充電に回せるのですが、DCエアコンは外部接続時もDC電力で稼動するので、バッテリーへの充電量を確保するため、外部充電器の強化が必要になります。
ポイントその3:既設ソーラーの車内配線
この車の既設ソーラーは2つ。1つはフレーム式のパネル。こちらは車内の配線、チャージャーへの接続が内張を外すと明確なのですが、前のオーナーさんがDIYで取り付けたもう一枚のフレキシブルパネルの配線は車内への引き込みがまさかのDCエアコンの裏側。どんなに頑張って確認しても引き込み線のいくえもチャージャーも見当たりません(半泣き)。バッテリー類を全て外して、テスターで確認しても車内配線にパネルからの電力が来ている様子がありません。謎すぎ。
となると、新たに配線して個別のチャージャーを取り付けるしかないという結論に達してソーラーチャージャー2台仕様となりました。
ポイント番外編:トルクレンチ
今回の作業にはバッテリー端子への取り付けトルクを一定にするため、トルクレンチを導入。ザキオ氏が車内で作業してたのですが、あやまりながら出てきました。トルクレンチのテストで締め付けすぎてスタッドボルトを折ってしまったとのこと。w
とはいえ、トルクレンチの導入で今後は一定のトルクでの締め付けが可能になり、これまで手動での締め付けがどの程度だったのか知ることができました。また一つ学びました…半笑い
あれこれ苦戦しながらも作業は予定通り3日で終了。無事にオーナーさんにお引き渡ししました。早速の今日からお出かけ予定とのこと。
リチウムとDCエアコンで快適なお出かけをお楽しみください。
この度はご依頼、また貴重なコメントもいただきありがとうございました。
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